タウリンで肝臓を守る

私がタウリンの名前を耳にしたのは近年です。タウリン入りのサプリメントが販売されるようになってからだと思います。

 

しかし、魚介類に多く含まれているというこのタウリンで驚くことは、タウリンという物質の存在など知らなくても、昔の人は生活の知恵でその効果を知っていたのです。昔の人の習慣は、根拠がないと簡単に侮ることはできませんね。

 

20年以上も前に私がウイルス性の肝炎で入院した時も、知り合いの方がシジミを2時間煮詰めたというスープを肝臓に効くからと持ってきてくれました。

 

医療機関での治療にしか使われてなかったこのタウリンは、肝臓ばかりでなく、腎臓にも効果があり、糖尿病や他の病気の治療にも使われています。

 

タウリンの肝臓に与える効果は、ラットでの実験でも証明されています。

 

アルコールは飲み過ぎると肝臓を壊しますが、体内に入ったお酒がアセトアルデヒドに分解されるとき、肝臓に大きな負担がかかるからです。

 

しかし、そのときに、シジミ他カキなどの魚介類に含まれるタウリンが入ると、酵素の働きを助けてアルコールの分解を早めます。このようにして肝臓の負担が軽くなるというわけです。

 

シジミのタウリンには、「含流アミノ酸」という特別なアミノ酸が含まれているのでさらに効果が高いといいます。

 

そういえば、「シジミの力」としてCMで流しているサプリメントもありましたし、昔からしじみは肝臓に効果がある滋養の食べ物として利用されてきました。昔の人の生活の知恵には驚かされるものがあります。