お酒を飲まなくてもなる脂肪肝

ある統計によると、現代人の3人に1人が脂肪肝になるとも言われています。「え?」と、驚くのですが症状が出ないまでも、これに近い危険地帯の人はかなりいるかと思われます。

 

医学が進んで、肝臓病=お酒と結びつける人は少なくなりました。しかし、まだそういうイメージを持っている人も少なくないようです。

 

お酒の飲み過ぎは確かに肝臓を悪くしますし、もちろん脂肪肝になるリスクを高くします。しかし、脂肪肝は肝臓の(詳しくは肝細胞)に中性脂肪が溜まってしまってなるのですから、食べ過ぎでも脂肪肝になりますから、お酒を飲まなくても脂肪肝になるのです。

 

正常な通性脂肪の数値は3〜4%なのですが、脂肪肝の人の場合は30%と高い数値の人が脂肪肝と診断されます。なので、見た目がスリムで食べ過ぎとは思われない人でも、脂肪肝の数値脂肪肝と診断されることもあります。

 

現代はとかく飽食の時代ともいわれて、グルメも大流行です。そのためますます脂肪肝になる人が多くなっています。

 

脂肪肝は直接には命に係わりませんから、軽くみたり放っておく人も多いのが現実です。

 

しかし、あまりはっきりとした自覚症状がないだけに、脂肪肝だと思っていたのが突然肝硬変と診断される人も少なくありません。

 

肝硬変は改善が困難ですし、普通に働くのが難しくなります。また肝臓がんに発展することもあります。

 

また、脂肪肝を放っておくと、糖尿病や、高脂血症、痛風、動脈硬化など、成人病を招くリスクがたかくなりますから、決して侮れないのが脂肪肝です。適切な治療を受けて早めに治すことが大切です。